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上手な孵化のさせ方

産卵された方、おめでとうございます。

岩陰に着いた卵。それは まさに感動でしょう。さて、その卵どうしたらよいのか、何をしなければならないのか、準備するものは、、、不安になる瞬間でもある。

ます産卵日をチェックしよう。
産卵日を特定しておくと、孵化日が予測できて、孵化の準備も出来る。

●産卵予定箇所をチェック

産卵予定箇所とは、産卵する2から3日前から ペアーが特定の場所を掃除し始める。掃除とは 口で同じ箇所をかじるような行動だ。その口でかじる箇所が産卵予定箇所だ。毎日 そこに卵をないだろうか、確認する。

産卵予定箇所が裏で見えない場合もある。その場合はペアーの行動の変化をチェックするのだ。産卵後は口で同じ箇所をかじるような行動はみられない。特にメス(通常大きい個体)は、ゆったりと泳いでいる。オスは時折、卵をチェックしに戻る

当店のカクレクマノミの場合 産卵日からちょうど1週間で孵化を迎える。。月曜日に産卵したら、次の月曜日の夜消灯後30分から1時間で孵化

産卵から孵化までの日数はクマノミの種類や飼育水温によって異なるので一律には言えない。

ハマクマノミやマロンクマノミ系は孵化までの時間はカクレクマノミよりやや長い。

上記の写真の様に卵の大部分が半透明、先端が銀色(目になる部分)になったら、その日の夜、か次の日の夜だ。

早速下記の手順でやってみましょう。

1 
いつもの消灯時間に水槽の
照明を消す。
モーター(循環ポンプ)を止める。
エアーレーションを弱くかける。

水槽照明を消しても、お部屋の電気がついていれば、孵化は始らない。

お部屋の電気も消すか、水槽を新聞や毛布等で被って真っ暗にする。

2

、約1時間、経ったら、お部屋の明かりのみを点灯し、水槽の照明はつけずに そーと稚魚が生まれたかどうか、のぞいてみよう。

上記の写真のように、沢山の稚魚が元気一杯泳いでいれば、孵化大成功だ。

もし一匹も或いは数匹しか、孵化していないようであれば、後、1時間ぐらい、再び真っ暗にして、孵化を待つ。

それでも、孵化しないなら、本格的な孵化は今日ではなくて明日だ。翌日もう一度やってみましょう。

3
一杯の稚魚が、泳いでいたら、即、エアーレーションを止める。そうすると、稚魚は 数分で、お部屋の照明の方向へ集まってくる。
水槽の照明は、消したまま。水槽の照明を点灯すると、水槽内全体に光が飛び散り、稚魚が、集まらない。

4
稚魚が一箇所に集まってきましたら、ちょっと太目のエアーチューブで、水ごと ゆりケースに吸い出す。

この時、稚魚が目を回し、ゆりケース内であちこち体をぶつけて死ぬことがあるので、出来るだけ、静かに採り出す事。

5
採り終わりましたら、軽くエアーレーションをかけ、生海産クロレラ と 二次培養したワムシを入れる。

 さて、この続きは稚魚の育成方法に詳しく掲載する。

日海センター Q & A
稚魚を採るとき、コップの様なもので、すくい出す方法でも良いですか? はい全く問題は、ありません。どちらでもオッケーです。ただ、上記にも書きましたが、丁寧にすくい出してください。
時間、待ちましたが、孵化しなっかったので、次の日、採ることにしました。ところが、朝には、孵化して卵はありませんでした。

或いは、
朝は、卵がありましたが、午後にはもう、ありませんでした。どうも、観察していると、親が食べているようです。

孵化しなかった原因は三つ考えられます。

1 暗くしていたつもりが、実は水槽内に光が漏れていて、孵化が、始まらなかった。

2 稚魚を採るため、いつもの消灯j時刻よりも早く消灯した。そのため、孵化のタイミングが狂ってしまった。

3 常日頃から、点灯、消灯、時刻にバラツキがあり、孵化のタイミングが正常に働かなかった。

朝あった卵を親が食べてしまった理由は  孵化のタイミングを失った卵は 次の日の夜まで、卵の状態ではいられず、死にはじめます

死んだ卵は 本能で親が間引きます死んだ卵を放置しておくと、隣の健康な卵にも影響するからだと 言われています。

1時間待ちましたが、半分ぐらい、孵化しました。残り半分があるので、もう少し真っ暗にしておいたほうが、いいでしょうか? はいそうですね。もう少し待ってみても良いでしょう。

ただ当店では、待たずに稚魚を採り始めます。その理由は色々あります

4 当店の場合、1時間を経過して、孵化しないものについて、こう考えます。

孵化したかどうか確認する際、多少であっても、水槽内に薄明かりが差しこんだ時点で、卵の孵化に、強制的にストップがかかり、孵化のタイミングを失うみたいで、再び暗くしても正常に孵化し無い事があります。

当店の経験では、最初に採れた(暗くして1時間ぐらいで孵化した)稚魚のほうが、後から採れた(暗くして2時間かかって孵化した)稚魚より、圧倒的に生存率が高いようです。

仮に、真っ暗にして、残りが1時間後に孵化をしたとしても、正常に孵化してない稚魚は、毎日、ぽろぽろ死んでいきます。その死が、ゆりケース内の飼育水を汚し、最初に生まれた稚魚の育成に 悪い影響を及ぼしかねません。

家のクマノミの孵化は頻繁に 二晩に、またがります。

初日に生まれた稚魚のみを、採ったほうが、良いのでしょうか?

初日に生まれた稚魚の数によります。

孵化した数が 数匹から十数匹程度なら、やはり本格的な孵化は次の日でしょう。

半分以上孵化しているのなら、本格的な孵化は今日と考えられます。従って、今日生まれた稚魚の方が生存率が高でしょう。